潔く柔く

2004年12月27日
休部中の部活のクリスマスパーチーに呼ばれた。
パーチーといっても
部員六人の部のアットホームのもので
持ち寄ったお菓子でほっこりする。
やっぱり暫くそのメンバーでいないから
距離のとり方がわからなくなってて戸惑った。
部活から逃げたと言えば逃げたことになるだろう。
世の中が全部しょうがないで片付けられたら
どんなにいいことだろう。
これほど素晴らしいことはない。
でもあのときああするしかなかった。
弱くてどうしようもない私は
目の前にある苦痛から目を塞ぐことでしか
自分を守る術を知らなかった。
愚かで馬鹿な私は。
家に帰れば母親を支えて
学校に行けば誰かに頼りにされて
頼ってくれることはとても嬉しかった。
私なんかが人の役に立てるなんて
とても嬉しいことだ。
だけどその両方を上手くできない
自分に腹を立ててた。
だんだんと部活で笑えなくなる自分がいた。
顔は笑ってるけどお腹の辺りが
空っぽで誰か別の自分が小さく泣いてた。
空っぽの中に小さく鳴き声が響いた。

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