しかしきみ、恋は罪悪ですよ。

懐かしいです。高校生の頃Kの最後のところを
現代文の授業で読んで以来です。

今日は派遣のバイトで工場でひたすら検品してたんですが、
となりに座っていたヤンキーっぽいお姉ちゃん2人が
普通に大っぴらに自分の堕胎経験のことを語ってました。
作業しながらたあいないお喋りをするヤンキー姉ちゃん2人、
友達、家族、恋愛と発展して堕胎。
作業の合間に私の耳に入ってくるたあいないはずのおしゃべりに
他愛なくない話題。びっくりですね。

「今産んでも育てられないし、彼氏と話し合って…」
その先はよく聞こえなかったのですが、そうですね。
私と大して年のかわらなそうなお姉ちゃん、もっともです。
子供が子供産んでも育てられません。
たとえ恋の延長線上に性交渉があって、それが愛情表現の
素晴らしい行為だとしても、無責任な「恋は罪悪です。」

男女七つにして席を同じくせずといわれた漱石の時代、
自由恋愛なんて皆無で、恥ずべきものだったはずでしょう。
過去の悔恨から恋は罪悪だと言う先生。
道を究めるためには恋は邪魔だというK。
しかし、彼らのように今の概念からすると
到底恥ずかしくなるようなほど恋に対して禁欲的で
ストイックな思いを抱き続けた時代、恋愛が
自由になった今よりもっと恋は崇高で美しいものだったかもしれませんね。

「くそったれのサンドロ！！どうして分かってくれないの？」
「こんなに愛しているのに。」

せつなさ炸裂って感じ。涙
この作者は年々遅筆になっているように感じます。
コミックス派の私としてはいつもコミックスを
早く！！って感じで待っているので
3ヶ月に1回が5ヶ月にとかなるとかなりテンションが
下がるのです。

絵がね・・・3巻あたりがベストだったかな。
まぁいいよ、ぺトラも可愛いしサンドラも素敵。
2人の今後の関係がとっても気になります。
ぺトラがまだターシャだった頃の記憶に
本能的にしたがって行動してしまうのが
興味深いです。

あと義体一期生の話はお休み中なのかな。
ぺトラも面白いけど
やっぱりガンスリは一期生だと思うのです。笑

ナラタージュでもうだめだ、と思って以来読んでない島本理生。最近全く、ってわけでもないけど
あまり活字を読んでいないので読みたいです。
リトルバイリトルとセットで二つかおっかな。
新品で買ってずーっと飽きても読みたい部類の本なので
惜しくないです。
ナラタージュで何がダメになったかってーと
ちょっと大人だったからかな、
性表現がね、なんだかよろしくない気がしたからなのです。笑

昨日はカラオケではじけまくったので
すごくストレス解消になりました。
なんだか最近ゆっくり勉強に集中する時間がないように
思われます。汗
バイト＋お稽古＋学校＋部活で
バイトから帰ってきて、とりあえず予習だけして
寝坊しながらおきて、ひーひー言いながらお弁当作って
学校いって、部室でお稽古の課題書いて
バイトいって、お稽古行って、
休日はなんやかんや用事をして、
このヘビロテな気がします。
これはこれで楽しいのですが、
次襲ってくる用事を片付けるので精一杯で
目標もなく毎日をやり過ごすだけのように感じます。

今更ながら十二国記にはまっていたので
必然的に山田氏にもはまってしまいました。
絵以外の魅力、話のリズムとかも凄い好きなの。
みくずと鬼王丸の触れそうで触れない
ピュアでプラトニックな関係も好き。
なんかはがゆくて純粋な二人の姿がときめきます。

家光!!涙

かわいそすぎてほんまに泣けてきました。
全部春日局と家光のせいじゃん!!

有功と千恵の恋がどうなるのか気になります。

「それは傷つき、凍えた2羽の雛が互いに
身を寄せ合うようにしてはじまった恋であった」
せつなすぎる…涙

「念仏を唱えても楽になる暇もないくらい
悲しみが襲ってくるものはどうしたらよい??!!」
まだ自分と同年代の女の子がそんな風にいっちゃう時代って
どうなんだろう…

何度も何度も普通の女の子の幸せを
周りの勝手な理由で踏みにじられる千恵が
可愛そうでしょうがなかったよ。

友達に貸したら近年まれに見る良作だと絶賛でした。
続きが楽しみです。

やばいぐらいハマってしまいました。
祐之進が江戸に戻ってお信に会いに行くときの
町衆姿がめっちゃかっこよかった♪粋だ♪

よしながふみ、この人の本
全然読んだことなかったけど上手いね、この人。
男女逆転大奥になってしまった理由がすごく
上手く作ってあるので、すごくリアリティがあります。
こういうことになったらほんまに
男女逆転大奥になってしまうなぁ、と信じてしまいます。

徳川吉宗のと祐之進の一夜が泣けました。
切ない…涙
でも祐之進の話はハッピーエンドになってよかった♪

ネタバレ注意です。



ジャンプの感想も混じってるけど
ナルト…どんどん残念な展開になってるな。汗
絵は昔に比べるとめっちゃ洗練されてるし、
泥臭さも抜けたけど、
おかげで心理描写が今ひとつになってるよ。
矢沢あいもそうだよね、天ないとご近所は
ナナとは比べ物にならないほどの名作だよ。
ナルトもナナも小手先だけの技術で書いてる気がします。
昔の彼らは泥臭かったし、洗練もされてなかったけど
主人公と精一杯向き合ってる感じがしたのに。
だから私も一緒に泣いたり笑ったりできたのになぁ。
とっても残念です。
まぁナルトはナナみたいに
絵が凄いことになってない分マシかな。汗

最近バイトが忙しいけど、
お金がたまります。お洋服倹約してるもの。
ガンバ、私！バイトも最近やっと慣れてきました。
バイト慣れるまでは大変で、勉強する暇がなくて
中国語がすごいことになってます。
勉強もちゃんとやらな・・・・涙

私は私なのです。
ゆっくりでもいい、不器用でもトロくても
その文努力すればいい。
努力できなくなったら私じゃなくなります。
天才じゃないから人の三倍は努力が
いるのです。苦笑
やっぱりグチばっかり書くと
その一瞬はすっきりするけど
後で見るとすごーく気分悪いですね。
色々考えてたら前向きなれたので
前向きなこと書きます。

明日はお兄ちゃんと久しぶりにご飯食べます。
嬉しいなぁ。もぉ社会人なのに
偶然的にラッキーな会社の寮の配置で
電車かバスか頑張ればチャリで行ける距離に
すんでるのに中々会えなくて
夏ちょっと会っただけで暫く
連絡取ってなかったので本当に嬉しい♪♪

日曜先生のところに行ったら
自分がいかに書道が好きかまたわかってしまいました。
本当に首っ丈です。なくなったら生きていけない、
は言い過ぎですが、本を読むこと、眠ること、
お風呂に入ることと、お兄ちゃん、お姉ちゃんと
同じくらい好きです。笑
バイト＋サークル＋部活＋習い事は
スケジュール的にどう見てもキツイですが
こんな無茶たぶん学生じゃないとできないよね。
だから頑張る、たまにっていうか
結構泣きそうになるときもあるけど
高校生の頃よりは毎日がずっと充実してるはず！！

とりあえず感謝の気持ちを忘れないこと、
いつまでも謙虚であること、
怠惰な生活を改め努力を怠らないこと、
なるべく笑顔でいること、
を忘れないように頑張ろう。

私は私のペースがある、
人に惑わされることなんて全然ないんだ。
努力ですべてを手に入れられると
思っているバカ正直さをいつまでも忘れない自分でいよう。

久しぶりに鋼読みました。
イシュヴァール内戦の話はほんまに
涙が出てきました。
私は戦争を知らないけど
戦争ってどっちが加害者で被害者とか
きっとないんだよね、みんな被害者だよ。涙
きっと被害者とか加害者とか割り切れるのは
戦争にかかわってない人だけなんだろうね。涙
絵がだんだんゴツくなるのが残念だけど
大佐がマジかっこいい。
ロイリザ萌え。ぇ

今日も本屋のバイト頑張ってきました。
とっても疲れました。汗
今日は同じ方向に帰る先輩とバスで一緒に帰りました。
何か色々なこと聞けてよかったです。
ほんまに早く仕事に慣れれるように頑張りたいです。
すごい人見知りしながらも
あまり苦手と感じない人なら結構喋れるようになりました。
でもやっぱり疲れます。
無駄なことを悶々と一人で考えてしまうたちなので。汗
仕事できる人とかできない人とか
区別されるのはしょうがないことだから
私は私でトロいなりにも努力してる跡は見せて頑張ろう。
それでいいかな。

昨日行ってきました。
感想はもぉすっごくよかった！！
えもいわれぬ、というやつでした。

なんか、文章にすると長くなりそうなので
箇条書きにしますね。
?若冲について。
・若冲でポピュラーな紫陽花双鶏図は
　リアリスティックな細密画のようで本当に美しかった。
・鳥獣花木図屏風は日本人が書いたとは思えない
　色彩感覚だった。鮮やかな原色ばかりを使い、
　一見大雑把に書いているのかと思ったらタイル目状に
　なっていてとても細かい。
　その細かさが大雑把にみえても大味には見えない美しさを
　構成しているのかなと思った。
・楕円型の鶴の絵は体は丸くて可愛い鶴なのに
　顔はものすごくするどくて、少しシュールで遊び心を感じた。
・唐人の絵は唐人がものすごく奇怪に描かれていて
　当時の人からみた唐人ってよっぽど珍しくて
　奇異な感じだったのかな。

?その他の絵画について。
・和歌も一緒に書いてあるものは
　書道をしている手前かな文字の美しさにまで感動し
　どこから見たらいいのか迷うくらい美しかった。
・源氏物語の秋好中宮と紫の上のバトルを描いた絵は
　源氏物語の風流さや優雅さをよく表していてしみじみとした。
・大名行列の絵はいかにも日本画って感じで平面的なのに
　ちゃんと動きがあって、さすが正統派って
　呼ばれているだけあるなと思った。
・美人画はみんな何もしていなくても色っぽくて
　流れるような曲線美があって本当の粋！だった。
・平安時代のお話を絵にしたものがあって
　この話はこんなお話なのかな？？と想像するのも楽しかった。
・大雪の絵は本当にじっと見ていると本当に雪の中に
　いるみたいで、静かなのにド迫力だった。

結局長くなったのですが、どれもこれも本当に美しく
素晴らしく、日本画はすごいと改めて思いました。
画家たちの目からみた風景はこんな風に写っているのかなぁ
と思いました。
こんなすごいものを書いた日本人の美しいものを愛でる感性、
それを表現する技術と才能にすごく感銘しました。
そしてそれを何百年も前の人たちが
遺していったこのに感動しました。

一緒にいった子も私と同じマイペースタイプだったので
行き帰りの電車の中で色んな話ができて楽しかったです。
また最後に1年12ヶ月ごとの四季を1ヶ月ずつ
掛け軸に描いたものがあって、最初は順番に見て
見終わったら前においてある椅子に座って
全部見るのがオツだよ、と教えてもらったので
2人でまったり綺麗やねぇと鑑賞しました。

明日は伊藤若冲を鑑賞しに京都まで行ってきます。
もぉずっと楽しみにしてたのですよぉ♪♪
学園祭でお休みなので平日にも行けるのです。
嬉しいなぁ、楽しみだなぁ。
しかも部活でずっとじっくりお話してみたいなぁと
思っていた友達と2人で行ってきます。

すごいよね、この人の色彩感覚。
すごくゴージャスでビビットな絵だけど
無駄に派手派手しくなくてなんか品のあるたたずまい。
テレビで見たときからすごく夢中だったんです。

本当は実家ちょっとやることあるから実家帰りたかったし
お姉ちゃんの家にも遊びに行きたかったけど
バイトと父親に邪魔されてどっちも
かなわず、めちゃへこんでたけど
これのためになんとか辛抱してきたのです。笑

今からすごっく楽しみです♪♪

江国香織の中で一番好きです。
すいかの匂いも好きだけど。

初めて読んだのはたぶん中学生くらいのとき。
静かだけど話が狂気に満ちていて
穏やかだけどドキドキしたのを覚えています。
「骨までとろけるような恋」をしたら
こんな風に少しおかしくなっちゃうのかなぁと思いました。
母親はね、お母さんとしてどうなの??って思う要素
満載ですけどね、「骨までとろける恋」って
ちょっと憧れるよね、最近恋してないからね、私。涙

秋の夜長に久しぶりに江国香織がよみたいなぁと思ったので。
そして恋がしたいなぁ、なんて。笑

12月に21巻が出るのを今しがたチェックし、
今しがたガッツポーズをしました。

だんだんセイ至上主義になってるのも、
いいの、気にしない。笑

この人の細かい時代考証とそれにかける熱意が好きなんです。
あと、片思いの女の子、それに気づかない天然スキンシップ男
（でも強い）なんて少女マンガの王道です。
私の2番目に好きなパターンです。
最近、その焦らしにイライラしてきたところですが
急展開のようですね。どきどき。
沖田先生はそろそろ自覚症状の巻のようです。笑

男の子がその気持ちに気づいてやきもきってのが良い!!ぇ
わざと遠ざけたりとかね、最高ですよね!!

本当は本誌立ち読みしたくてしょうがないんだけど
近くのコンビニにはフラワーズ置いてない。汗

私は緑川ゆきさん自体のファンなのです。
ずっとまってましたよ〜〜！涙
待望の2巻です。

この人の作品はどうしていつもこんなに涼しげなんだろう。
ベタと余白とこの人がよく使う波打つ水面みたいなトーンとの
バランスがとても素敵で独特の画面を作り出してると思う。
これは彼女にしかできないと思うから
もし下手にパクるような人がいたらいやだなぁ…。汗

蔵を守るためにつながれた妖怪ちゃんと俳優の
回想シーンが切なくてつくんとしました。
妖怪ちゃんはお面みたいなのかぶってて
目元はみえないのだけど口元や話し振りで
彼女の心情がなんとなく想像できて
こういう見せ方もあるんだなぁと思いました。
口元しか見えないのが、彼女が照れ隠しをしているみたいで
かえって表情豊かに思えました。すごいなぁ。

決してうまいとはいえないし、華やかさもない、
でも素朴で野山にさらりと咲く花のような優しい絵柄も
緑川作品の魅力の一つだと思います。
3巻も期待してます。

待望の7巻〜〜！！涙
最近日記かいてて思うけど
あたしは真性のオタクなのでは？爆
今更かもしれないけど。笑

やっぱこの人上手いわ〜。
ストーリーを追うだけでも楽しいんだけど
読めば読むほど味が出るというか、
じっくり読めばものすごく世界情勢、
ヨーロッパのことについて考えさせられます。
イタリアの歴史とかすごく調べてるんだろうな。
資料集めとかどうやってるんだろう。
それに、構成力のある作家さんは続きの連載ものでも
1話、1話の話事にきちんとその話で解決できるような
複線が張られててきっちり解決してて美しいなぁと思います。

この人の描くキャラってみんな好きなんだけど
残念なのが絵がどんどん好みと違う方向にいってるんだよなぁ。
個人的に3、4巻あたりの絵がベストだなぁ。

買っちゃった♪
進研ゼミの質問レターに返答したら
頂いた1500円分の図書券を使っちゃいました。
うちの実家の図書館は田舎なのに
品ぞろいが良いし、リクエストすれば
すぐ入れてくれるので活字買うなんてほんとに珍しい。

1つ失敗したのが、「おしゃれ工房」という
雑誌に連載してたよしもとばななのエッセイを纏めたものかと
思っていたのですが、違ったみたいです。汗

やっぱり、私は島本理生然り、よしもとばなな然り、
優しい気持ちになれる穏やかな話が好きだなぁ。
主人公のキミ子さん、こんな人ほんとにいるのかなぁと
思うけど、かっこいい。笑
料理も上手いし、自分で仕事して自立して
自由に恋愛して、こんなかっこいい女の人いるのか？笑
いいなぁ、なんだかんだ言ったって
恋人の五郎さんも良い奴だし。

よしもとばななで思い出すのは高校1年生のとき、
実力テストの小説の問題によしもとばななの
「TSUGUMI」が出題されたことです。
高校のテスト問題にすごいチョイスだなぁと思いましたけど。汗
でも、クラス中の女の子がこれに共感して
クラス、学年のテストの平均点が飛躍的に上がったそうな。笑
テスト終了後は学校の図書室のよしもとばななの本をまわし読み。笑
中々良い思い出です。

文章は楽しんで読むのが一番だと思います。
高校の頃の現代文の先生（大嫌いだった）が
「文章を解く時、その文章に共感していたら
もうすでに自分が客観性を失っているから
共感しちゃダメだ。」と言っていたのですが
私はそうは思わないなぁ。まぁ客観視することも大事ですが。
国語ってそもそも本を読んでそこから何か得る学問だと思います。
大学受験の勉強でそんな甘っちょろいこと・・と
先生が言うのも解るのですが、
楽しくないものをただ淡々とよんで答えを出すなんて
これ以上の苦痛あるのでしょうか。
無味乾燥の勉強の中でも何か少しでも感動して
印象に残ることがあれば全然苦痛じゃなくなってくると
思うのだけど。それにそういう感動した時に覚えた
文章表現、読解力は良く定着するのと思うのです。
そういう意味で私は、文章に共感しつつ問題といても
良いのではなかろうか、と思います。
なんか久しぶりにものすごく熱く語ってしまいました。