東京タワー 。

2006年3月17日 映画
江国香織の小説だなぁと思いました。
夢と現実をいったりきたりしているような
不思議な感覚を覚えます。
黒木瞳の詩史も岡田君の透も美しいし
松潤は今時のチャラい男の子って感じでいいし
寺島しのぶも飢えた中年(ぇ)の演技が見事でした。
平山あやはあんまりすきじゃないけど
加藤ローサは可愛いし、ヴィジュアル的には
なんら問題のない映画だと思いました。

でも安定志向で打算的な吹子としては
詩史は透のどこがいいんだ!爆
顔以外の魅力を教えてくれ!爆
あのダンナもそれなりに
自分のことを好きでいてくれそうだし
大人だし落ち着いてるし、
私なら青山のセレクトショップ付きで
あのダンナがいいなぁ・・(強欲)
耕治と喜美子には腹が立ってしょうがなかった。
いい加減な気持ちで刺激を求めて
しょうもない関係を作っていくんだなぁと
見ていてちょっと嫌気が・・汗
たぶん詩史と透の方の恋との対比に
なってるのかな?
乗せようとする最低な男もいれば
乗せられる女もいるんだなぁと
お子様な私は不倫とか浮気だけはしちゃいかんな、と
心に決めました。
でも寺島しのぶの演技は見事だったと思います。
30過ぎて平穏でそれなりの生活をしていて
満足しているつもりでも、やっぱりそれは「つもり」で
あっていつもどこか物足りなくて
欲望のはけ口を求めている、そんな一人の女性を
演じきっていたように思います。
私はまだよくわからないけど
こういう喜美子みたいな人はいつも無意識のうちに
「我慢」しているからなにかのキッカケがあれば
悪いことってわかっていても新しい「刺激」に
のめりこんでいくのでは?と思いました。
人間の欲望って怖いね。笑

映画の完成度としては映像の面では美しくて○だけど
ストーリーは現実感のない美しい恋を夢みるとしても
あまりに???な部分が多くて△かな。

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