夏目友人帳 2。

2006年9月1日 読書
私は緑川ゆきさん自体のファンなのです。
ずっとまってましたよ〜〜!涙
待望の2巻です。

この人の作品はどうしていつもこんなに涼しげなんだろう。
ベタと余白とこの人がよく使う波打つ水面みたいなトーンとの
バランスがとても素敵で独特の画面を作り出してると思う。
これは彼女にしかできないと思うから
もし下手にパクるような人がいたらいやだなぁ…。汗

蔵を守るためにつながれた妖怪ちゃんと俳優の
回想シーンが切なくてつくんとしました。
妖怪ちゃんはお面みたいなのかぶってて
目元はみえないのだけど口元や話し振りで
彼女の心情がなんとなく想像できて
こういう見せ方もあるんだなぁと思いました。
口元しか見えないのが、彼女が照れ隠しをしているみたいで
かえって表情豊かに思えました。すごいなぁ。

決してうまいとはいえないし、華やかさもない、
でも素朴で野山にさらりと咲く花のような優しい絵柄も
緑川作品の魅力の一つだと思います。
3巻も期待してます。

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